今年は静かに時間が流れたおきらく山荘。
その為か、自然エネルギーが沢山充満したようだ。
1本の銀杏木から沢山の銀杏の実が道一杯に落ちていた。
例年だと訪問してくださる皆さんが拾って下さったり、車でつぶされてしまったり、いつの間にかなくなっていたのだけど。
かつてみんなでゴム手袋や火ばさみ使って拾って、川瀬で長靴で踏んで果皮を外して、持って帰っていただいた日が懐かしい。(*直接果皮に触ると炎症を起こすので注意が必要!)
あれ以来新鮮な銀杏の色のきれいさと、もちもちとした食感にはまったと話が弾んだり、街のイチョウ並木から落ちてる銀杏の香りを嗅ぐと、楽しかった山荘でのひと時を思い出すと仰って下さっていた。
今年は久しぶりに一人で座り込んで一袋分だけ拾って、川瀬で3日ほど流れる水に浸して果皮を取り除いて、乾かして、ご縁あった方々にお配りした。
居酒屋でしか食べたことないよ、とか
茶碗蒸しの中の銀杏 そんなに好きじゃないけどな、とか
これって食べるものなんですか?種ですよね?とかいろんな反応があったけど、
プレゼントした後、「意外と美味しく食べられました~!」と面白がってくださった。
また知人に、貧しかった学生時代に、滋養があるからと、銀杏拾って、ちょっと叩いて傷つけて、フライパンで炒って食べてた思い出がある と言う豪傑がいた。
銀杏の葉は、
肺の機能を回復し喘息を解消したり、炎症をおさめおりものを止めたりの東洋医学的効果が言われたり、
血圧の降下作用や抗酸化作用などから老化防止効果が最近では言われている。
しかし銀杏には、
種が持つエネルギーの高さと共に、毒性のあるシアン化合物が含まれるので、十分に熱を通すことと、一日に10粒以下の摂取に留めることにご注意を。