篠栗駅から徒歩圏内、篠栗中学校のすぐそばに、古民家をとても素敵にリノベーションされて、国内外の芸術家の作品をセンス良く展示してある美術館「楓林庵」があります。
とても気持ちの良い落ち着いた空間に、目を引く作品の数々が展示されており、「何か良いなぁ~」「惹かれるなぁ～」「ユニークだけど美しいな～」と思わず見入って時間を忘れてしまうところです。
いつも館長夫妻が温かく迎えて下さって、作品や作者の背景もお話してくださり、これらの豊かな作品に囲まれる贅沢な味わいを更に濃く感じることが出来ます。
共鳴を利用して電気を使わないミニホールのような美しいスピーカーや、酔って持っても決して倒れない杯、五百羅漢の一部だけど禅問答が内在するユニークな色彩の画、光沢紙ではない味わいのある自然物に芸術的写真を現像したもの、日本にはほとんど残っておらず海外より特別に取り寄せた日本画壇大家の秀逸品、影も効果的なアイアンアート作品などなど 美術品や美術工芸品に溢れているばかりでなく、小粋なお部屋やお庭にもついゆっくり佇んでしまう趣がある美術館です。
*素敵な美術館の内容は是非楓林庵ホームページをご覧になってください。写真の撮り方センスが全然違います（汗;;）
10月3，4日（土・日）には、美しい美術品に茶花を活けての展覧会「花とアート」があるとのこと。この時だけは入館券600円（コーヒー・焼き菓子付き）11時~16時です。
普段は、毎週金曜~月曜日の11時から17時まで開館されています。
篠栗町にお越しの際は、是非お足運びをお勧めいたします。
また、この美術館館長のお兄様 籐喜三次（きそうじ）氏は各方面の陶芸教室でご指導されていらっしゃいます。近々作品集の本も出版されるそうで日々お忙しそうですが、いつかおきらく山荘でも初心者向けの陶芸体験会をお願いする予定です。土を捏ね自分の手で作陶する醍醐味を是非お楽しみ下さいね。
