2022年春。コロナウィルス蔓延により1年以上イベントを控えておりましたが、筍がニョキニョキと次から次へと生えており、家族だけでは対処の域を超えた為、急遽筍採取の応援を募集いたしました。
有難いことに、ゴールデンウイーク中の多忙な時期、更に急なお誘いにも関わらず、手を上げて下さった方々がいらっしゃり、五月晴れの晴天の中、自然の中での活動を楽しんで下さいました。
竹林の中で、筍を掘ったり折ったり、皮を剝いだり外したり、羽釜でお湯を沸かすために火熾ししたり薪をくべたり、灰汁が出てきたらジェット水流で噴きこぼしたりして、採りたて筍の下茹でを終わらせ、お帰りには新鮮で柔らかな筍をお土産にお持ち帰り頂きました。
竹林は斜面が急なところもあり、そこでの作業は体幹をうまく使っての作業になりますし、採れるタケノコが成長して大きいものもあり、重たいものを遠いところから運んでくるのも一苦労、地面も結構固いので、掘ってもなかなかすぐには根元までたどり着けず何度も重たい長芋用スコップを差し込まなければならないときもあり、採れた筍の量の多さに皮むきも暫くは延々と続きそうな作業にもなりましたが、、、
皆さん楽しんで活動してくださいました。
絵本「おおきなかぶ」の如く、「よいしょ こらしょ どっこいしょ!」「まだまだタケノコは抜けません!」と親子で楽しまれるご様子や
「こっちに見つけたよ!」と地表に芽生えたばかりの筍を歩いて探索する姿は、「ウォーリーを探せ」の3Dヴァージョン実体験版の如くで、モバイルゲームなどに勝る楽しさを味わって頂いていたのではないかと思いましたし、
お父さんと協力して大きな筍を全身を使って折る姿は、格闘技の鍛錬のようで、採れた時の達成感は何枚も重ねた瓦を割ったのと同じような清々しさを感じておられたのではないかと思います。
筍活動後も、筍いろいろ軽食や、カナヘビやカマキリの卵見つけてきたり、熾火でマシュマロ焼いて食べられたりとお楽しみいただいておりました。
筍と相性の良い山椒の葉っぱもお取りいただいたのですが、棘で傷ついた方もおられました。新芽だけつまんで爪でプチっと切り取ると素手でも大丈夫なんですが、籠を下に受けながらハサミで切り取るとより安全でしたね。きちんとご説明を差し上げるべきだったと反省しております。大変申し訳ありませんでした。
また、ご参加だけでも有難かったのですが、後日参加のご感想や写真など心温まるものを頂きました。心より感謝して、ご本人様ご了解のもと以下にご紹介させて頂きます。
*たくさん採れて楽しかった!収穫も皮剥きも初めてだったので、結構力がいるんだなと思った。茹で上がるまでの待ち時間に筍料理を食べたり、沢でカニを探したり楽しい時間が過ごせた。筍料理もご飯や煮物の他にペペロンチーノやメンマ風、酢味噌等色々な食べ方があるんだなと勉強になった。伸びてる筍も先の方は柔らかくて美味しかった!
*筍堀ならぬ、筍倒し、初めての体験で子供も私も楽しく参加させてもらいました。美味しい筍料理に大自然の中で過ごした時間は心と胃袋、両方満たされました!貴重な体験有難うございました^_^
*4歳の子連れで参加させていただきましたが、敷地内に駐車スペースがあり、筍を採る場所までもすぐで、とってもお手軽でした!!!虫もいなくてホッとしました(笑)
細い筍なら、子供も自力で採れました。皮を剥いて、茹でるまで一通り参加者で協力して出来て、思い出に残る体験をさせてもらいました。採った筍も、柔らかくエグみもなくて美味しかったです。休憩タイムに出していただいた筍料理の数々も、美味しくて、早速真似させてもらいました。子供も、また参加できるのを楽しみにしています!お世話になりました。
*楽しい時間を有難うございました。5月の爽やかな風と、美味しい手料理幸せでした。
帰って筍ご飯を炊きました。新鮮な筍ってほんとおいしいのだと実感しましたー😊
皆様 ご参加&ご感想 本当にありがとうございました~!!!
本来麻竹で作られるメンマを、最近孟宗竹で作っておられる専門店が糸島に出来たと言う情報を得ました。来年は美味しいメンマ作りにも挑戦してみたいですね。メンマもどきではなく、発酵させて作る本格派メンマを作って、ラーメンのトッピングにしてみたい!と思います。
また来年。筍生えだしたらご案内致しますね~(^^)/~~~早めのご案内を心がけま~す(^^)!