10数年前からおきらく山荘の坂道側溝にアナグマが住んでいる。
家人はアナグマ親子の姿を遠くから見たことあったらしく。私も、突然の人間の登場に慌てて逃げて側溝入口に飛び込むアナグマのお尻と後ろ足を見たことがあった。
このところ人の往来がほとんどない時期を過ごしたからだろうか。5メートルほど近くに軽トラックを停めてドアを開けてピーピー音が出ていても、平気で穴から出現し、悠々と付近を歩き回る姿が捉えられた。
家人曰く、多分2代目か3代目のアナグマで、人への警戒心が薄く、車への危機感もなかったのではないか。そして、最近人がほとんど来なかったので、我が物顔で生活してたそのままの姿をさらしたのではないか。
アナグマは雑食で、落ちてる柿やミミズや昆虫などを食べているらしい。結構福福と良い体をしていたから、食には困ってないのかな。
もしかして土手に広がった南瓜を食べてくれちゃったのは、アナグマだったのかしら?イノシシの仕業と思っていたけど。
兎にも角にも、アナグマさんの山荘でのひっそり悠々生活がもうしばらく続きそうだ(笑)
この後、以前娘が長崎旅行からお土産で買って来てくれた「アナグマの肉」が冷凍庫に入っていたのを思い出し、Tボーンステーキとして食した。癖がなく、とても美味しく食べられた。飼い犬も骨をずーっとしゃぶり続けていた。最近その犬を山に連れて行くと、アナグマの住処の入口をずーっと臭いを嗅いで回っている。あまりの美味しさに後を引いたのかしら???うちのアナグマさんを食べるつもりはないよ(笑)