「篠栗よかとこ巡り」
11月13日(金曜)に、”ショートトリップin篠栗&紅葉を愛でる会”を致しました。
急なお呼びかけにも関わらず、この時期にしか見られない風景を楽しもうと、遊び心がいっぱいの方々にお集まりいただきました。
週末だと相当な車の数で、行き来や駐車するのにもかなりの時間がかかります。今回の1番の名所は山荘から車で10分くらいのところにある「呑山観音寺」なのですが、麓からそこまで往来1車線で、カーブも多い山道で追い越しは危険の為、ゆっくり行かれる車が前にあると数珠繋ぎ状態で運転することになります。そこで、急遽平日のイベントを企画・実施することにしました。
普段は、麓から山荘まで出会う車もなく、たまに鹿やアナグマやハクビシンと出会ってしまうほど閑散としている山道なのですが、今年の秋は凄い数の車の往来に驚かせられました。平日でも麓の信号を待つ車が35台以上連ね、更に次から次へと車がやってくる。週末はナント第3カーブまでの500メートルほどの道のりを、信号待ちでのろのろ運転。上りもうちの山荘から見える道路から呑山観音寺までずーっと渋滞。かつて見たことないほどの、もの凄い賑わいを見せていました。
その理由として考えられるのは、「呑山観音寺」は
①紅葉寺の愛称のあるほどモミジの木が多いこと 県内でもトップ3に入る紅葉観光スポットとして人気があります
②更に、ドウダンつつじ(満天星つつじ・灯台躑)と言われる真っ赤に紅葉して落葉する炎のようなつつじが沢山あること お寺の回廊から望むドウダンつつじの艶やかさをバックに人の影を入れた写真がインスタ映えするとのことで沢山の写真が挙げられています
③広い200台?ほど収容できる無料駐車場があり、本堂や天照院など建立物も沢山あり、敷地がとても広く、コロナの時期でも三密を避けながら、見どころが沢山あり 週末はフリーマーケットが開催されたり、茶屋や食事処お土産物店が幾つか立ち並んでいて、大自然に囲まれたいろんな空間を楽しむことが出来ること
④福岡市近郊として都市高速道路出口からも、九州自動車道のICからも近いロケーションにあるので、ドライブで来易いこと 他地域や他県のナンバープレートも沢山来られていました
⑤インスタ映えするきれいな風景や、NHKの地域季節情報などで放送された影響もあり、知る方が多くなったこと 例年だと、護摩焚き法要やミニコンサートを始め色々なイベントをもなさっておられ、ご縁を繋がれている方が多いのかもしれません。お寺のホームページ・インスタグラム・フェイスブックも充実されています。
それで、平日のお天気が良い日に早い時間から回りましょう!と。遠くからも駆けつけて下さって、地域を知る私の運転でササっと近場の良い所を効率よく4時間ほどでご案内しました。
<呑山観音寺>ドウダンつつじが山の斜面一杯に植えてあります。赤く紅葉した葉が本当に燃えるような真っ赤色で、奥のまっ直ぐに立ち並ぶ杉の木々と真っ青な秋晴れの空と対比してとてもきれいです。天王院はきれいな苔庭の上に色々な色のモミジや落葉樹が咲き乱れ、石畳の上はモミジの絨毯が敷かれたようです。茶店では、手作りの蓬餅やおはぎが私のお勧めです。
<八木山のこんにゃく直売所>鳴渕ダムを横に見ながら山を下りてきて、少しだけまた飯塚方面に行くと、作り立ての美味しいこんにゃくが工場に隣接して販売されています。作り立てで新鮮な藁の灰汁で作られたとろっとろの刺身こんにゃくや、大袋で沢山入ってお安い価格のサラダこんにゃくを始め、味をつけてスーパーでも売られているお馴染みのこんにゃくなどが並んでいます。私のお勧めは、紫蘇入りのからし酢味噌。こんにゃくにもサラダにも合う、酢も味噌も紫蘇も入った体に優しいタレ。270g入りのボトルで300円です。
<地蔵豆腐>この辺はお水がきれいで美味しいからでしょう、こんにゃく工場から1キロほどで離れたところに、お豆腐の販売所兼お食事処があり、お豆腐の色々会席御膳と豆腐色々バイキングが、コロナ感染予防を厳重にされながら提供されています。美味しさとサービスの良さとで、11時半からの営業に待つ人のリストが既にあり、30分以上待つことが多いです(今は車の中で待機出来ます)。平日は11時半~12時までのみ限定席数で予約を入れることが出来ますので、お早目の予約がお勧めですが、紅葉狩りに人出が多い今の季節は限定席予約も直ぐ埋まってる状況でした。御膳メニュー以外のお豆腐料理がバイキング形式に並んでいますので、あれもこれも食べてみたくて、もうそれはお腹がはちきれるほど食べてしまいます。大豆イソフラボンをたっぷり摂って、女性ホルモン大活性化+良質たんぱく質で筋肉増強して、ただ太ったのではない!と建前を誇ります。本音はあ~~食べ過ぎちゃった!明日からダイエットしなきゃ!と口先だけの暫しの反省。
<楓林庵美術館>以前ブログにも書きましたが、古民家をリノベーションして美術館にしてあります。古民家と言っても、元は初代篠栗町町長さんの大きなご邸宅。かなり広いですし、昔の太い梁などを吹き抜けにした高い天井の下に見ることが出来たり、古いものとモダンなものが融合した美術品や空間はとても見ごたえありますし、とても居心地の良い所です。ここの空間美は行って味合わないと上手く伝えられません。篠栗駅から歩いて5分くらいのところですが、旧道沿いにひっそりと佇む、一見料亭かしら?と見過ごす様な軒先です。行かれた皆さんが、「凄い素敵ね」「感動だけでなく、エネルギーの充電になりました!」と言って下さり、ご自身でリピートされて行かれたり、次々に口コミでご紹介して下さっております。今回も時間をつい延長して魅入って過ごされました。
この様に、まだまだおきらく山荘周辺には「よかとこ(ろ)」がいっぱいあります。これからもまたご一緒に散策出来たらなと思います。第2弾第3弾をどうぞお楽しみに♪
ちなみにおきらく山荘の紅葉もきれいで、たまに山荘前の道を散策される方々が門越しに写真を撮っていかれています^^