~~~HIGHBODIAの風景 その1~~~
カンボジアの南端タイランド湾に面したケップ州にある、いろんな構想が含まれた施設「HIGHBODIA」を、2022年年末に約7年ぶりに訪れてきた。
以前はただの雑木林と草ボウボウの荒野だったところが、現地スタッフによって手が加えられ、大きく様変わりしていた。
今回は、その施設内に植えられ、オーガニックに拘って育てられ、収穫できる果物を紹介しようと思う。
カンボジアは熱帯モンスーン気候で、年間を通して高温多湿な為、植物の成長も早く、色んな果物が年中収穫できるらしい。桃栗3年柿8年と言われる様な日本の果実に比して、1年で数メートル成長する樹木も多いとのこと。
施設内では、目の前で採れた果物を瑞々しく頂けるので、美味しさは格別。木陰の涼しい風の元で頂くと、より幸せな気分になれる。
#1 パパイア:ヘチマみたいな形状のフルーツ。高いところに成るので、竿についた刃で刈り取る人とキャッチする人との連携と、虫取り網みたいのが必要か(hahaha)
#2 ジャック・フルーツ:日本ではなかなかお目にかからないが、私の美味しい果物ランキングで高い位置を占める。ベトナムではフリーズドライにしたスナック菓子が売られていて、これも結構美味。果物は収穫して2,3日放置しておいて追熟させてから食させてもらった。甘すぎず、手も汚れず、種も大きく外れやすいので、つい何度も手が伸びる。
#3 バナナ:なんと1年草らしい!収穫が終わったら、本体は枯れて、その脇芽から新たな葉が生え花が咲き実が付くとのこと。花の中にある手の指のような幾本かの雌しべが膨らんで、いつも見るバナナになるんだと!!!(バナナの花びらをめくってみてビックリ!)
#4 パイナップル
#5 ココナッツ:椰子の実。鉈の様な包丁で固い外皮を削って、中のジュースを頂いたり、内皮を削ってココナッツパウダーを料理などに使う。ジュースはほのかに甘く、電解質を十分含有した天然の清涼飲料水。
#6 マンゴー:4~5月が最盛期。旬の時にゴロゴロたわわに生る。現地の人たちは熟れる前の青マンゴーにチリソルトを付けて食べ、黄色く熟れたマンゴーは甘すぎるとの弁。(私たちは大好きですけどね。)すっぱいマンゴーと塩の組み合わせは、暑い国ならではのビタミン・ミネラルの摂り方なのかも。今私達は、マンゴーの加工保存方法をいろいろ画策中。〇千本のマンゴー農園が、食べ放題取り放題の春に、皆様のお越しをお待ちしています!!!とのことです。
#番外編でサトウキビ:今回の旅でちょっと人を待っている間にある出会いがあり、親切にも沢山のサトウキビを頂いた。包丁で剥いて貰って、ガシガシ噛んで甘味を食した。節を切って植えたら根が張って、直ぐ生るよとのこと。次回訪れる時には施設内でざわわと生えてることを期待。プノンペンの街中では、手車まわして絞るサトウキビジュースのスタンドをよく見かける。これも天然の糖分とビタミン補給剤としてカンボジアの日常に欠かせないものかもしれない。